ニコンから本格的なミラーレスカメラが出て、そのステップだったアドバンスカメラ・・・ニコン1が姿を消しました。
発表から7年と言う短さです。 理由は色々ありますが、第一原因は売れなかったことでしょう。 その売れない理由は、中途半端な事でしょうか。
カメラ自体はしっかりとしたニコンらしい製品ですが、小ささを優先したあまり撮像素子が小型で汎用性に欠けました。
小型が故に、歪曲が目立つレンズ・・・。 画素も当初は1000万画素くらいからスタート。
最終製品で2080万画素程度という、2400万画素がスタンダードな市況では置いていかれるのも無理はありません。
同じニコンの一眼レフを使うユーザーの、サブカメラにはならなかったのです。 サブカメラとしてはスペックが見劣りしました(>_<)。
一眼レフ用のレンズがアダプターを介して使えますが、いかんせんレンズの性能に付いていけませんでした。
焦点距離が2.7倍というのは魅力ですが、アダプターを介して使うと重過ぎました・・・(-_-;)。 やはり、間に合わせの域を出なかったですね。
そんないまいちのカメラですが、日常ではメモカメラとして活躍しています(*^^*)。 メモカメラとしては必要充分ですね・・・。
バッサリと切り捨てたアドバンスドカメラですが、満を持して登場したミラーレスカメラ・・・。 今としては、非常に困る存在なのです。
何せ、メインのカメラはD600とかD800Eがあります。 軽いとは言うものの、数百グラムの差しかありません。 選択肢にはならないのですね。
願わくば、Nikon1が発展して、より高画素でより大きめの撮像素子を備えて欲しかったですね。
テレプラス使用で1620mmと言う超望遠が実現。 野鳥の撮影はこれでも足りないのですが・・・。 超望遠はマニュアルフォーカスだし、大変です。