深紅のポインセチアを撮っても深紅にならない・・・(;´Д`)。 デジタルカメラの良くあるです。 赤の発色は非常に難しいのです。
撮影時設定。 電球(LED)の色になります。
色温度、画面に白がないので白抽出ができません。
ソフトの「絶対」色温度を選びます。 色が浅いですね・・・。
記憶色、朱系になりました。
カラー設定V1。 まだまだ赤が違うと思います。
カラー設定K。 コダック調の地味な発色ですが・・・。
白っぽい葉の色が薄いです。グリーン被りがあります。 |
グリーン被りを抜きましたが、色が薄いです。 赤も明るすぎます。
赤の色相を変えます。 白っぽい葉の色は黄味が少ないですが、
赤はこんな感じ。
撮影時設定。 白い葉っぱがおかしいですね。
色温度設定「絶対」。 葉の色は忠実ですが、赤がいけませんね・・・。
オレンジっぽさはやや改善。しかし、程遠い赤です。 葉っぱが白すぎますね
下は、パソコン部屋での撮影。 ここは外光よりもほとんどが部屋の照明。
実際に花を手元に持ってきて、色合わせをするも見た目には遠く及びません・・・(>_<)。
最初の駒は、撮影時設定です。 ポリ袋もゴミ箱も白ですが、ブルーになります。
それらを白くすると、葉はオレンジになります・・・(;´Д`)。
赤を足せば、赤よりの色相になり違和感が半端ないです。
色相は、シーソーゲームのようなもので、片方をいじると片方が
おかしくなります。 やればやるほどこじれてしまう厄介な設定です。
普通のデジタルカメラは、撮像素子のせいで正確な色は出ないのです。
何色かが混ざってしまうのです。 これを防ぐには3枚の撮像素子を
使用しなければいけないのです。 一枚の撮像素子では、フィルターで
三色分解をしなければならず、分離しないのです。
これは黄色や紫も同じで、正確な色が出ないのの定番です。
深紅というのは単なる赤じゃありませんから、再現できないのです。
再現できないのは普通ですが、Photoshopなどを使うと、レイヤー機能を使い色の出ない場所を正確な色で置き換えることができます。
これはもうイレギュラーな処理で、現像の域を出ていますから真の意味の写真にはなりません。 疑似写真の範疇になります。
レイヤー処理による、継ぎはぎだらけのパッチワーク露光写真と言う訳ですね。
オリジナルを素材にした、創作になります・・・(-_-;)。
そうじゃなくとも、デジタルは写真ではないのだからそう言う加工は極力避けたいと思います。