シグマ画像の分析 2007.8.29
分析と言っても機械を使う訳ではありません。(第一カメラを持っていないので)あくまでも写真を見た感覚的なものなので参考までに。
暫くシグマの画像を見ることは止めていましたがSD-14が発売されたこともあり、暫くぶりに閲覧と相成りました。そこで感じたことを述べてみます。tokyoはまだレンズ以外シグマの製品を持っていませんので、デジタルカメラの画像の評価はもっぱら第三者的観点からになります。
精緻な描写が目に付くFOVEONセンサーの画像ですが。印象的に再現する色は、
黄色、青、ピンク、オレンジそして黒と白です。とりわけ白の表現が良く、コダックのコダクローム25のフィルム乳剤が当たったときの白、純白を適正に再現するようです。他社の高画素のカメラと比較しても、黄色は全く表現が異なりポジを透過投影しているような抜けるような透明感を持って再現します。
ですから、黄色は記憶色そのもので再現されます。青はFOVEONブルーと言うそうですが、かなり色が転びやすくまあ空の色に対してはあまり期待はできません。それ以外の青は純度が高くこのFOVEONセンサーならではの発色が見られ満足の行くものです。オレンジの再現が非常に良くこれほどオレンジ系の色を見栄え良く表現するものをtokyoは知りません。その分赤がオレンジによりがちな事があるかも知れませんが、紅葉を見る限りまあ心配のないレベルと思います。
黒の再現はピカイチ。実際に日中の自然界には黒は存在しませんが、黒色に塗られた物を非常に自然に再現します。tokyoの収集したサンプル画像には、タムロンのレンズで(当然シグマ以外のデジタルカメラ)同じ場所を撮影した写真があります。タムロンはデジタルカメラを持っていませんから当然他社のセンサーな訳で、違いが良くわかります。
タムロンの画像はレンズのカタログですから、写りの良さに驚きました。印刷ですので元画像はもっと透明感があると考えられます。これはどちらが優れた画像か判断できないレベルのものでした。シグマの場合はパソコン上の画像とは言えSD-10もしくはSD-9の画像なので、驚嘆に値することは間違いありません。
FOVEONセンサーの黄色や青は記憶色に近いと思われますがtokyoにはそれが非常に好ましく思われます。tokyoはもともとビデオカメラを長くやっており、真空管の撮像管の色再現の悪さには諦めを感じていた時代がありました。以前写真を一時止めたのもフィルムの色再現が良くなかった事に多く起因しています。
ですからtokyoは色に非常な拘りを持っています。
FOVEONセンサーの再現するピンクの色は、はっきり言ってショックです。このように透明感あるピンクを再現するデジタルカメラの画像に出会ったことは未だかつてありません。再現し難い色の純度を高く再現できるのはこのセンサーの特色なのかも知れません。
考えてみてください。線の細さは解像度です。
その線の細い画像にピュアな色が乗るんです。これで画像が悪い筈がありません。風景、遠景、街並みなど込み入れば込み入る程その線の細さは生かされ圧倒する描写となります。丸ペンで描く漫画とGペンで描く漫画と同じ位の差がどうしても付いてしまいます。これがFOVEONセンサーの恐ろしさです。もしFOVEONセンサーが2000万画素の三層構造になったらどうしましょう、と言うのが偽らざる本音です。
黄色が飽和しやすいとか、色が飽和しやすいのもFOVEONセンサーの現状であり、それ故ピーカン時など空の色が転びやすいのも作例からは良く見て取れます。
ただ、失礼ながらアマチュア諸氏の作品は見て感じる限りFOVEONセンサーの良さを生かす現像をしていなく、tokyoが収集した作例は残念ながら数点のみでした。現在までアマチュア諸氏の作例も相当数拝見しましたが、ある意味現像が未完成でありFOVEONセンサーの能力は十分に発揮されていないと感じました。
シグマのデジタルカメラを所有される方はそれなりにFOVEONセンサーに大きな期待をもって導入されている訳なので、現状のFOVEONセンサーの再現の能力とそれを再現する現像には少し注意が必要なのかも知れません。
FOVEONセンサーは繊細な描写が真骨頂ですから、当然向き不向きが存在します。繊細なら全てがOKと言うのが写真ではありません。繊細と力強さは相反するものです。また、色の純度が透明感溢れるのが良いかと言うとそうではありません。FOVEONセンサーの画像は繊細でピュアが故に、力強さと言う面では後塵を拝するのが現状と思われます。
ただ、印象と言う面で言えば、心に焼きつくのはFOVEONセンサーの捉えた画像になるかも知れません。
日本の原風景も街並みも地味なのが普通であり、FOVEONセンサーの良さを再現する情景は中々無いのかも知れませんが、美瑛の丘などはじっくり撮影してみたい風景のひとつとtokyoは考えています。
白神山地や沖縄も良いかも知れません。
現像が確かなら、人物撮影、特に写真館やポートレート写真家には良いカメラと思いますが、何せ撮る事とそれを正確に再現する現像とは別次元のことなので多分簡単に実現する事は困難でしょう。
以上tokyoなりに独断と偏見を以って分析してみましたが、結論は以下の通りです。
癖のある色を出す。
何処にも無い色を出しますが、それがあるから(良いから)欲しくなる。
緻密な画像である
他社の2000万画素を超える画像をみて驚くが、FOVEONセンサーの画像をみて更に驚く。
シグマのレンズは良い
シグマやタムロンのレンズを使っていて悪い(価格に比して劣る)と思ったことは一度も無い。
FOVEONセンサーの再現力を見て納得をする。
手ごわいカメラかも
フツーに撮ったら駄目かも。どう考えても現像が難しそう、手ごわさが伝わるカメラと思う。
鑑賞に堪える画像
輪郭補正は少ないほど良いし、本当は無いのが当たり前。線が細ければ気にもならない。
普通は10秒で粗が見えいやになるが、FOVEONセンサーの画像はついつい何度も見て
しかもその情景に入り込んでしまう魅力がある。鑑賞に堪える画面はFOVEONセンサーかな?
カメラはどうにかして欲しい
SD-14は実際に触ってもフツーぽくなったし、大きさも適度だが仕様も重要。
カメラを造るのは大変だけれども、レンズ陣がもったいないよー。
「後記」
将来FOVEONセンサーのライセンスが切れたとき、更新するのどうかかはユーザーには全く解りません。近い将来恐らくC-MOSもCCDも大きく発展を遂げるでしょう。高画素化はシグマのFOVEONセンサーの影響がなかったとは思えません。ローパスフィルターの影響を少なく感じさせるには、どうしても高画素化が必要な事です。CCDからC-MOSへシフトしている現在、色の問題は新たな局面を迎えることもあるでしょう。プリンタが格段に良くなりましたね。
これはデジタルカメラの恩恵です。またTVも移行期間にあります。全てのTVが移行すると色や解像度が問われるようになります。カメラに於いてもいままでの輪郭強調はデメリットになりますし、色の再現も今まで以上に問われるようになるでしょう。
2008.3.6
シグマDP-1が発売されました。
カタログを見ただけで多くの写真家は震撼することでしょう。
もし、何も感じなかったら写真を撮ることはほんと辞めた方が良いノデス。
このカメラに付いているのはもちろんニコンのレンズでも、キヤノンのレンズでもありません。
紛れもないシグマの28ミリ単焦点レンズです。
10万円弱・・・、本当にこれでシグマは儲かるのでしょうか? そうは思いません。いや、思えません。
機能のことをあれこれ言ってはいけません。イソップ物語になってしまいます。
画像は嘘をつきません。
ただ・・・、
被写体を選び、現像を心してやらないと、シグマDP-1は決して写し手に微笑みかけないでしょう。
それなりの被写体はそれなりにしか写してはくれない筈です。(実はこれが難しい)
凡庸な物が凡庸に写ってこそ本物なのですが、色がついてしまう・・・。
それがフツーのカメラと云うものです。
時を同じくしてSD14が大幅に値下げされています。DP-1と同じ価格まで下がりました。
非常に喜ばしいことですが不可解でもあります。
正直言ってSD14がDP-1と同じ価格なのは理解ができません。SD14はソニーのα700と同じくらい
気合の入ったカメラ(シグマとしては)なのである意味残念に思います。
新機種でも発表するのでしょうか・・・。
価格が高いために、シグマのSD14を買わなかった人には正に朗報です。
ただ、まようなあ・・・。
2008.3.15
まあ予想通り、一般人はこのカメラを知りません。
家内はパワーショットG9が4万円以上もするんだと呆れていましたが、DPIの99800円には無関心。
どうやらDP1はコンデジには見えないようなのです。確かにどこでもコンデジとは並んでいないし・・・、
なにか別格のような存在に思われるのかも知れませんね。
液晶は明るく好感が持てます。撮影はさすがパシャパシャとは行きません。そお~れ、と言う感じ。
逆に、確かに撮影しましたよという感じがします。今までこのような感じを忘れていたのではないでしょうか。
A4より少し大きいサイズのサンプルがプリントしてありましたが、色乗りも良くコンパクトデジタルカメラとは
一線を隔すものです。ただtokyo的にはややシャープネスが強いかなという印象。
まあ遠目に見ればなんですが、画素の少なさは如何ともしがたいものがあります。
この28ミリレンズは凄い。
恐らくレンズの性能が上まっていると想像されます。
やはりシグマは実画素1000万以上を達成してもらいたいですね。
しかし、
大型センサーの余裕の写りは他にはありません。まさにオンリーワンの一台ではないでしょうか。
逆光撮影の誤解
DP1は極端な逆光に弱く、醜いゴーストが出るらしい。
確かに醜い。
しかし、ちょっと待ってくださいな。
写真の基本。基本中の基本。
太陽を入れてはいけません。太陽の強力な光はカメラならず人間の目も傷めます。
それで太陽を入れることは本来タブーでした。
太陽を入れるのと逆光撮影とはまるで意味が違います。
写真力のない御仁が知ったかぶりして太陽を直写し、ゴーストだのフレアーだのとちゃんちゃら可笑しい
次第です。夕陽を除きカメラは太陽に向けるべきではありません。夕陽位で止めるのが真の写真家です。
tokyoは天文学者でもありまして、天体望遠鏡というレンズの機器は何十年も前から扱っております。
まあ太陽みたら失明しますな。
CCDやCMOSなんて似たようなもんです。阿保らしい撮影方法はほんと止めましょう。
それより、順光で素晴らしい作品を撮ることに精進しましょう。
最初にシグマの画像のことを書いてから随分と時間が経ちました。
改めて各社の画像を調べ、どこがどういう風に違うのか考えてみました。
今tokyoは各社のサンプル画像と、抜粋したシグマの200枚程の画像を見ています。
まず解像感が違うこと。
この要因は線の細さにあるようです。そして色のにじみがないこと。これが分離の良さとなっているようです。分離の良さは森の緑や草木に顕著です。1600万画素を超えるものでも、多くはのっぺりとしてしまいます。
シグマはみどりがささくれます。緑の森は一枚一枚の葉っぱの集合体なので。本来はささくれるべきです。ところがシグマ以外の写真は分離が良くなくのっぺりとしています。これは人物の肌や髪の毛にも現れます。明らかに焦点をぼかしたような感じに見えます。シグマは実画素が圧倒的に足りませんから。拡大することはできません。しかし限界まで線の細さを保ちます。
ですから風景では数十キロ先の遠景まで見ることが出来ます。これは人間の視覚に非常に近いものです。アナログの20インチテレビから、ハイビジョンのフルスペックの画像に切り替えた感動に似ているかもしれません。数十年写真をやっているのに初めて写真をじっくりみている自分に気がつきます。どんな写真もtokyoには薄っぺらな写真にしか見えません。それほどシグマの写真は感動を与えてくれます。
19インチのモニタで見るのがシグマの画像では精一杯ですが、風景に点在するものは全てが明瞭で、ついつい拡大をしたくなります。しかし残念ながら、シグマの画素は驚くほど少ないのです。
シグマにのっぺり画像はありません。それ故に輪郭強調しても嫌な絵にはなりません。
風景を見ているとうかつにもそこに行きたくなります。5分も10分も見続けられる写真なんてそうあるものではありません。もちろんシグマの写真は作品であり、決して見たままの通り写っているとは思いません。むしろ非日常な絵作りが多いと言っても過言ではありません。しかし、他のセンサーではそれすら出来ないのがはっきりとわかります。もうじき桜の時期になりますが、桜は非常に難しい被写体です。
遠景だと桜は分解してくれません。のっぺり桜の山となります。
驚きは実は他の面にもあります。
それはそのような分解能を見せるシグマのレンズです。シグマには失礼ですが20万円や30万円のレンズで写真を撮っているのではありません、それが恐ろしいほど凄いことなのです。
えーと・・・・、シグマのSD14について言っているのではありませんよ。あくまでもSD9及びSD10についての感想です。
SD14は画素も少しだけ増えたので鮮鋭感は増しました。脱のっぺり感も向上しています。
しかし、SD14の画像はやや気難しい要素があるようです。通常撮影ではどうもその能力が発揮できないのかも知れません。これは偏にRAW現像の困難さを示しています。空の色が転んでいる作例が多く、ホワイトバランスなど中々上手く行かないのが見て取れます。とても残念に思います。
シグマのカメラに総じて言えること、
なんども言いますがとにかく画素数が足りない。
実画素で1200万ぐらいは欲しい。そうするともう他のカメラはいらなくなる?。
「補足」
SD10及びSD9は約343万画素(2,268×1,512ピクセル)、SD14は約469万画素(2,652×1,768ピクセル)のカメラであり現在主流の1220万画素カメラには画素数で遠く及びません。
SD10(2003年発売)SD9(2002年発売)SD14(2006年発売)
著作権上これらの写真を掲載することが出来ないのは本当に残念です。
これらの画像をアップしているサイトも記録していません。
2008.1.16
地上最強のコンパクトデジタルカメラが開発のベータ段階に入ったとシグマは発表しています。
本来ならばもう既に発売されているはずでした。シグマによるとSD14と同等の性能が出ないので、システムを再構築しているのだそうです。
チョッと偉いなぁと思います。恐らくこの28ミリ単焦点のコンパクトデジタルカメラは、歴史に名を残すカメラとなる筈です。アポロが月面に着陸したときのようにエポックメイキングになるでしょう。
数多くのカメラマンがその出現を心待ちにしています。
写真家はそのコンパクトなカメラを胸ポケットに入れるなり、ポーチに入れるなりして持ち歩けば良い。
首から吊るしっぱなしもいいでしょう。感性の赴くままにシャッターを切り、撮りためた作品を帰ってゆっくりと現像すれば良いのです。こんなワクワク感は今までにはありませんし、これからも無いことでしょう。
高級デジタルコンパクトカメラにも、これから出現する多くのカメラにもDP1の描写を超えることは難しいかもしれません。フォビオンもシグマも知らない人たちには全く用のないものですし、評価をしてもらいたくはありません。
シグマDP1が市場に姿を見せたとき、カメラ界は少し変わるかもしれませんね。
2008.2.1~2
ついにDP1発売が決定!!
今春には待望のコンパクトフォビオン機が発売されます。
ダイレクトセンサーはシグマSD14と同じもの、28ミリ相当の単焦点レンズを装備して登場です。
予想価格は10万円弱。
液晶モニターは2.5インチ。ファインダーは無く外付け(別売)になる。
ベータ版の実写サンプルを見ると、さすがに画像は素直でシグマSD14の画像に近い。
実に線の細い描写で解像度はかなり高そうです。
画像はなめらかで色の分離も良いように感じます。あきらかにコンパクトデジタルカメラの世界とは違う絵です。
サンプル画像をシルキーピックスで再現像し、コントラスト・明度・色の調整を行った所非常に良い結果が得られました。DP1はやはりノーマルでは能力が発揮できないようです。
他社のカメラはコントラスト・明度及び輪郭強調がなされていますので、パット見には高精細の印象を受けますが実際はそうではありません。DP1のシャープネス強調の少ないフラットな画像は輪郭強調のチリチリ感が全く感じられません、それ故最適化には撮影者本人がRAW現像で追い込んで行かなければなりません。
そういう意味でこのカメラは素人には全く向きません。あくまでもRAW現像で作画ができる人の為のカメラと言えるでしょう。レンズはかなり優秀です周辺まで乱れの少ない画像が得られています。
比較の対象とされる他社のコンパクトカメラは輪郭強調が強く、実画素の差を除くとこのカメラの比ではありません。他社の画像には画像によりパープルフリンジが散見します。DP1もパープルフリンジはありますが
画像の最周辺部であり気にはならないでしょう。
なめらかな解像感はコンパクトカメラの世界ではありません。レンズの優秀さも相まって充分に一眼レフの代用を勤められるカメラに仕上っています。
2008.2.4
シグマDP1のカタログには分解したパーツの写真が載せられているが、実に丁寧な造りで驚かされます。
どう考えても並みのカメラではない事が見て取れるハズ。
このカタログのパーツを見ているだけで10万円じゃ出来ないと思ってしまうのです。
また作例は実に繊細で、圧倒的なパワーで迫ってくる。確かにこれは創造する為のカメラ以外の
何者でもない。このカメラは人を選ぶカメラだと思います。
本気で作画に取り組むならば素晴らしい結果を与えてくれるでしょう。
◆シグマDP2が発売されました。価格は随分と下がりましたね。
つい先日シグマDP1の写真をブログでアップしている人の作品を見ました。
この人はニコンユーザーであり、現在のメインはD300、そして時々DP1、時たまD60らしい。
数年前から見ると、D100→D70→D200→D2X→D300、DP1らしい。
D300の写真は実に素晴らしい。発色は時代をさかのぼり地味になり、カメラの進化を見る思いがするのです。
この人はどうやら40代後半の人らしく、写暦は25年以上あるようです。
どの写真も一頭抜け出ていて、鑑賞に耐える素晴らしいものとなっています。もちろんD100→D300の順に、写真が美味くなっているのは言うまでもありません。
このブログに時折現れるのがDP1の写真です。
まあ、目を疑われるような秀逸な作品に驚かされます。露出や色彩はD300に及びませんが、え~っ、と言う写真が撮れています。作者は28mm相当でDP1を選択しているようですが、その撮影の苦労は相当なものでしょう。
やはりDP1にまさるコンパクトカメラは存在しないようです。シグマさん本当に威張って大丈夫です。
しかし、
コンパクトサイズが故に、乱暴に扱ったら優秀な作品も生まれないのも又事実でしょう。
◆ADSLモデムが不調。
ここ一年ぐらい時折モデムが突如落ちる状態が続いていましたが、ここ数ヶ月は最悪になりとうとう昨日は
三十秒も持たないようになってしまいました。原因はどうやら製品の欠陥で6年9ヶ月に一度通信不能に陥る
というNTTのあれのようでしたが、IP電話は使用しておらず高を括っていました。もちろん対策としてファームウエアも更新したのは言うまでもありません。しかし、結局効果なし。
さてさて困り果てました。通信ケーブルその他はどうみても異常はありません。
ADSLモデムの内部に問題ありと判断し買い替えを考えましたが、とりあえずモデムの全ての設定をやりなおすことにしました。設定、再起動の繰り返しを一時間程実行復帰に成功しました。
めでたしメデタシ。 2009.5.2.記