インシュレーターを買ったけど、使えない・・・。 つまり、置き場所がないのです。 これは忌々しき問題です・・・。
皆さんご存知の通り、ケーブルはまとめてはいけません。 束ねるのもダメです。 鋭角に曲げてはいけません。 長くてはいけません。
つまりアンプとCDプレーヤーなどはお尻合わせで、最短に繋ぐのが良いのです(ありえねー)。
電源ケーブルとラインケーブルがくっついてはいけませんし、クロスする(交差する)のも良くありません。
所が、機器の裏を見ると分かるように大抵は入出力は左手、電源は右手にあります。 大体どのメーカーも同じようにまとめていますね。
これを縦並びだと系列が揃いますが、横並びだと交差してしまいます。 それに厄介なのが、スピーカーケーブルです。 大体端子は中央か右手、
比較的電源ケーブルと近いケースが多いのですね。
機器によっては、どちらかが最短ではなくなってしまう。
二台以上接続すると、最短にするのは難しくなる。
この場合、電源ケーブルが交差しないように考える。
電源ケーブルの長さは、ほとんど同じ。
機器のずれの分だけ、接続が難しくなる。
操作性は非常に悪い。 非現実的。
アンプの上の段に、CDプレーヤーを乗せても同様最短に・・・。
ただ、曲がらないケーブルは不可。
この場合、背面との距離が問題になる。
横並びの場合、曲げにくいケーブルは扱いが厄介。
電源ケーブルは比較的長いので、電源タップに繋ごうとすると
一方のケーブルが余ってしまう。
揃えてさすと、コードがあまりループになる。
複数台の機器をRCAケーブルで繋ぐとき、それぞれの
電源ケーブルが邪魔になるが、まとめると良くない。
RCAケーブルも、まとめるのは避けたい。
この図では電源ケーブルがループになっていないが、
その分場所を取っている。
はみ出しを狭めると、必ずやループになるので注意が必要。
下は六畳オーディオ時の接続例。 大変な量のケーブルが要ります。 電源タップも複数必要です。全て必要悪なのです。
この場合でもアンプとCDプレーヤーは最短にしてあります。
機器との間隔を十分とれば、ストレスない配線は可能ですが現実的ではありません。 一般家庭はショールームではないのですね。
また、数メートルもケーブルを引き回すのは得策では決してありません。 扱うのは、微弱な電流(信号)なのです。
と言う訳で、狭い機器と壁とのケーブルの処理で数時間も悪戦苦闘してしまいました。