最初に買ったビクターのカメラからのステップアップとして、業務用がありその他は局用しかなく
当時は本当に選択肢がなかったのです。ビジコンは残像も多く色も良くなく、日立のサチコンはビジコンを
一蹴しました。業務用機材はマークⅡやクラウンが買えるような価格であり、まさに夢の世界でありました。
当時はビクター、ソニー、池上、松下通信機が業務用を出しており。
ソニーがベータカムを発売後はほぼ独走となりました。tokyoにとってカメラとはスチルカメラではなく、
ビデオカメラ(=TVカメラ)を意味するものでした。
現在はベータカムSXとなりデジタル化されましたが、テープに記録することは変りません。
半導体もあるがテープの方が事故に対して救済可能な部分があり安全なのです。また、世界中の基準となり
膨大な情報がベータテープに残っている以上簡単に移行できるものでもありません。
現在のメインはHDCAM SRであり、テープは同様に専用のベータテープを使用します。
カムコーダーとして最新のものはSRW-9000であり、価格は税込8,505,000円です。
なお旧来のベータカムの価格は450万~750万円程度でありました。
パナソニックが猛攻をかけていますが、まだ世界的に浸透はしていないようです。
民生用に近いカメラではありますが、2010年には2/3型 フルHDエクスもあCMOSセンサーを導入した
PMW-350Kが発売されます。価格は税込2,310,000円です。このカメラはXDCAM EX規格のカメラです。
記録媒体にはSxSメモリーカードを使用します。重量は3.2Kgと世界最軽量なのだそう。
(以上ソニーデータによる)
こうして数十年にわたるオーディオ及び映像機器の歴史を見てみると、今更ながらソニーの凄さに驚かされます。
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