故郷は、
鳥たちの渡って来る街。
幾千キロも、遠く離れた異郷の地から
あなたは、
沢山の仲間を連れて、舞降りる。
故郷が、白いドレスをまとうころ、あなたはこの地にやって来る。
壁のような峰を越え、荒れ狂う風に立ち向かい、
凍える海に身を休め、まだ見ぬ街を目指します。
ちっぽけな街なのに、何も無い街なのに。
命を掛けて、飛んで来るんだね。
ありがとう。 強い勇気をありがとう。
旅立った仲間たちが、
命を掛けて伝えてくれたんだね。
そばに来て、餌を食べてごらん。
こんな小さなパン屑だけど、心を込めて渡すからね。
もし、この街が良かったら・・・。
触れ合う人が、良かったら・・・。
伝えてね。
幾千キロも、遠く離れた街だけど。
ちっぽけな街だけど。
故郷が、在るって。
優しい人々が、あなた達を
待っているって。
伝えてね。