千鳥ヶ淵の秋模様 変わらぬ緑の色の中 赤く染まれし杜はるか 風のそよぎに見え隠れ はるかに見えり曼珠沙華 離るるほどに色が増し 近づく程に色淡く 緑の中に消えてゆく 濁れし水の淵のおも ただ一面の緑なり 騒ぐ心の水のおも ただ数輪の曼珠沙華 淡く可憐に咲きにけり 千鳥ヶ淵の曼珠沙華 遠く霞みて 消えてゆく