雪のない東京に、しんしんと雪が降っています。
今日は、12月始まって以来の都心での雪になっています。
なにせ滅法寒いのです。
東京としては、10年ぶりぐらいの早い初雪とのことです。
雪の降る日は不思議と静か・・・、
おそらく雪が音を消してしまうのでしょう。
今もしんしんと雪は降り続けています。
今頃はこおろぎ橋は雪なのでしょうか、
秋のこおろぎ橋も見ることはできませんでしたが、
雪のこおろぎ橋も風情があってさぞかし風靡な事でしょう。
北国育ちの私だけれども、
今では東京暮らしの方が長くなってしまいました。
気が付けば、もう35年近くも東京に住んでいます・・・。
まさに故郷は遠くなりにけりと言う所でしょう。
ふと気が付けば、いつの間にか本格的な冬になってしまいました。
木々の色付きを追い求めていたのは、
つい昨日のことだったように思えてなりません。
これから長い長い冬が始まっていくのですね・・・。
冬の神が遠ざかり、やがて訪れる春の日には、
過ぎ去った日常をまた再び引き連れてくることなのでしょう。
しんしんと、しんしんと雪は降り続けています・・・。
遠い遠い冬の日、クリスマスの頃はいつも雪が降っていました。
雪の降らなくなった田舎でも、
決まってクリスマスイブの頃には、雪が降り始めるのです。
まるで申し合わせたように、一面の雪世界になって行くのです。
雪国の雪は本当に嫌だけれど、クリスマスだけは別。
12月になり繰り返し流れるクリスマスソングは、
雪がなければ始まらないと言っても良いでしょう。
ホワイトクリスマスのメロディの流れる中、
ハラハラと小雪が舞い散る・・・。
厳しい北国の神様の贈り物・・・。
寒く厳しい北国の一服の清涼剤とも言えるでしょう。
シャンシャンという音楽の流れる中、そっと窓を開けると・・・、
外は一面の雪。
遠い思い出が、懐かしい思い出が・・・ハラハラと舞い落ちてきます。
気が付けば、外は一面の雪。
ゆっくりと舞い降りては、静かに消えていきます。