東京は遅い秋、空がまばゆく輝きます。
その、淡いパステルカラーの空・・・。
速い雲の流れ、さわやかな風のそよぎ・・・。
時のたつのも忘れ しばし、見つめ続けます。
遥か昔、
仰向けになって、窓の外に見える空は
もっと、青かった。 紺碧の空だった。
真っ白な雲が、途切れることなく窓の中を
よぎって行った・・・。
おぉい、雲よ、何処に行くんだ・・・。
何かいい事でもあるんか・・・。
形を変えながら、群青の世界に雲たちは
絵を描き続けて行く。
今も、故郷は群青の空でしょうか・・・。
染み入る緑の稲穂が、黄金色に輝き
収穫が終わるころですね。
きっと今ごろは、
秋の虫たちや蛙のささやきが、
山里をにぎわしていることでしょう。
水色の空を眺めながら・・・。
遠い時間を、たどります。