いつものように日が暮れて
家路に急ぐ人の波
押されては只黙々と時を待つ
灯りが灯る橋の上 オレンジ色に美しく
けだるい疲れ もう橋の上
過ぎる過ぎる、街へ
駆け下りる人の波 家路に急ぐ人の波
いつもの街の始まりさ
ふと聞こえる音楽は いつか聴いた曲
ひとり奏でるテナーの響き
廻りに広がる人の輪が ゆらりゆらり揺れている
静かに染み入るバラードは
疲れた心を消して行く
ああ、こんな道すがら もしもギターが弾けたなら
走り寄って奏でたい そんな日々が蘇える
もしも楽器が弾けたなら きっとそこにいただろう
東京なんて さばけた街だと
思っていたが・・・
雨の日にバラード なんて
やけに心泣かせるぜ
ただひたすらに走り過ぎ そんな気持ち忘れてた
ひとり奏でるテナーの響き
震えるほどの感動が やけに心叩くのさ
ああ 東京なんて・・・
東京なんて