ソニーも採用。驚き以外の何物でもない。
天下のソニーが、5HH17を使用していたのだ。あのハイファイの優ソニー。
初期のソニーのスピーカーシステムは、極めてオーソドックス。順当過ぎるほど順当。
基本ソニーはスピーカーユニットを作らないから充分に理解できる。
良いものは良いのだ。天下のソニー、下手なものは使わない。
SS2800の中音域に使用されているスピーカーユニットはかの有名な三菱。
そうP-610Aなのだ。中域は三菱高域はナショナル(=テクニクス)と実に卒がない。
ウーファーは素材が同様なので、三菱の可能性が高い。
SS3300のスコーカーは12センチ。価格から言えば三菱のPM-1201かも知れない。
当時としてはどこの製品も価格が高く、ユニットを購入して自作しか方法がなかった時代である。
ソニー SSー2800 1968年 24800円
残念ながらウーファーはどこの製造か分からない。中音域とコーン紙やキャップが同じなので、三菱なのかも知れない。
アルニコマグネットのヨークに三菱のマークが見て取れる。
ソニー SS-3300 1966年 60000円 オールアルニコマグネット使用。
SS-3300の5HH17同等品。
スコーカーは12センチ。三菱のPMー1201の可能性があるが不明。
ソニー SSー3800 1960年代 受注生産 315000円 (ペア63万円)
推定であるが5HH17が使われている可能性が。違うかもしれないが。
※内部画像はネットより引用致しました。
※資料はオーディオの足跡様のホームページより引用致しました。