米騒動について色々と調べてみると、原因は農業政策に起因することが見えてきます。
先ずは50年間に及んだ減反政策。 17年に終わっていますが、ある種の農家には
未だに補助金を出しているらしい。 つまり、癒着があるといっても過言ではない?
農家は飼料米の田を減らすもしくは全廃し生産の増加に腐心。
そうすれば、飼料用の米が不足し豚や鶏の価格が上がることにもなります。
畜産業とは長年の付き合いがあり、全てカットとも行かないのが実情とのこと。
JAは農家からの買い上げ価格を数十パーセント引き上げるそうな。
馬鹿か。
消費者はコメの価格を下げてもらいたい、昔・・・いやいやいや、昨年以前に戻して貰い
たいのですよ。生産者に媚び売ってどうするとでも?
生産者が喜んで増産しても、消費者価格が上がったり現状のままでは
米買いませんよ、 米離れは加速するでしょう。 逆効果ですねえ。
与党の輩は、政府備蓄米放出し続けると有事にどうするとの意見も。
そうだろうなあ。小学生の論理かも。
よくよく考えるけど、米あっても精米しないと食えない。
有事にどこで精米を?
米だけでは生きられない。 米は主食でしか無い。
炊飯には火も水も炊飯用の釜やら鍋もいる。まあ有事と地震は同じようなもの、
炊き出しのないのが有事なんだよね。逃げるしかない。
有事に、呑気に米炊いて食ってる場合じゃありませんよね。
侵略やらミサイルで、皆殺しになりますよ。
だもんで、政府備蓄米は戦争終結後の放出になりますね。
もしくは南海トラフ大地震でしょうね。 その他の災害もそうでしょう。
有事には無意味です。
政府備蓄米は100万トン位らしいですが、日本の1年間の生産量は700万トン以上ですので
全然足りません。
政策の誤りは農林水産省だけじゃなく、クマ対策にもあります。
環境省ですね。 捕獲を禁止抑制したがために北海道のヒグマは爆発的に増えました。
鳥獣保護法もそうですね。 ザル法ですよクマにとっては。
農林水産省は生産者の減反を税金投入して援助しましたが、単なるバラマキでしたね。
米の生産は当然ながら種から始まり苗の生産へと進みます。
この種もみが確保できないと、当然ながら稲苗は出来ませんから田植えは出来ません。
農林水産大臣は増産増産言ってますが、事実上不可能かも知れません。
無知やら無能と言われる所以でしょうね。
笛吹けども踊らず、じゃなくて踊れないのが事実かも知れません。
農業を米専業農家と他の農家と一緒くたにしているきらいがあります。
今の時代、米専業農家は大変ですよ。なり手がいないと思います。
農林水産大臣は大臣辞めても食えるでしょうが、生産者はそうは行かないのですよ。
米の減反は、米の需要と供給が乖離した為。
つまり、米は主食の座を陥落したのですよ。
米食わない世代や国民が増えたのですよねえ。少子高齢化社会、もはや米人口増えること
はないでしょう。
今更先の見えない増産なんて難しいと思います。
輸入しましよう、輸入です。設備投資要りません。後継者問題ありません。
50年後には、1729自治体の内744市町村が消滅すると予測されています。
投資は無駄なのです。後継者問題をおざなりにした農政の責任も少なくはないでしょう。
先行きは現在の高齢者は姿を消しますから、米はもっともっと売れなくなるでしょう。
給食からパン食を辞め米にする努力はしましたか?
パンもラーメンもそばも、もはや主食です。
米は負けたのです。
※個人の意見・感想です。くれぐれもお間違えの無いよう。