我が家の数少ないアナログレコードの中に、
スーパーアナログディスクなるものが見つかりました。
CD発売が1982年ですから、その4年後黎明期のCDに挑戦状が突き付けられたのです。
当時のLPレコードは凡そ1500円から2500円。
このスーパーアナログディスクは、3500円から3800円と高価でした。
通常の盤よりも重く、カッティングは深く刻まれています。
それにより、帯域は10Hzから35000Hzと広大です。
CDの帯域は凡そ20Hzから22000Hzですから、スーパーアナログディスクが
広帯域再生になっています。
残念ながら、経年使用ではスクラッチノイズが出ます。
スクラッチノイズは出ますが、音は確かに凄いと感じました。
現在のSACD同様多くはクラシックで、ポピュラーや歌謡曲が度外視されているのは
残念な点です。
筆者宅のレコードは、マントヴァーニでした。 曲はややラテン系寄り。
定番の曲は入っていませんでした。
どうやらこのレコードは、2005年発売らしい。
20年前ですね。
実はCDも2007年に、高音質CDと言うのが発売されています。
多分にスーパーアナログディスクの影響を受けたことは否定できないでしょう。
しかして、スーパーアナログディスクは国内生産を終了します。
改めて感じたのは、CDの高音質盤よりも感動は大きかったです。
CDは所詮、デジタル符号化かなと。本物ではありません。
帯に限定プレスを鼓舞。3500円。現在だと1万円は超えますね。
広帯域を鼓舞。現在の広帯域スピーカーで再生可能な帯域です。
わざわざ別紙で説明書が。溝が細く深い。広帯域が目で見えます。
中間部を省き直結の図。コメでも何でも中間に何かあるのは問題。
エッジが立ちます。通常との違いが顕著です。CD並みとも言えます。
まあ、高忠実度と言えます。アナログなので驚きます。
家にある紙ケース入りのレコードは、殆どに帯がそのまま付いています。
これもまた、驚きです。 CDは邪魔なので取ってしまいますが。
ジャケットの取り扱いが、まるで違うのです。
紙ジャケはカビ臭くなります。 これは何年たっても抜けるることはありません。
まあ、親の残したものなので文句は言えません。
自己所有のレコードは、引っ越しの度に廃棄しましたので全くありません。
プレーヤーを廃棄した為です。