現在、地球外の高度知的生命体を探すことが行われています。
それは、世界中で行われています。最新プロジェクトは50年前にスタートしました。
しかしこの50年間、一度もその様な発見はありません。
世界中で24時間宇宙を観測していますが、全く存在が分かりません。
異星人は、地球同様電波を使用していると考えられ、各種の電波帯で捜索を続けています。 しかし、残念ながらその痕跡も信号も未だ確認されていません。
天文学者の間では、地球外高度文明の発生率を計算する方程式が有名です。
それによると、宇宙には少なくとも10万個位の高度文明体が存在するはずと
されてきました。
現在は、この方程式は違うのじゃないかと疑義を呼んでいます。
違う定数を代入すると地球外高度文明の存在は、10憶分の一とかそれ以上になるかも知れないと計算されています。
限りなくゼロに等しいらしいのです。 とは言うものの、捜索が始まってまだ50年程度です。 この捜索がこのまま継続するならば、数百年数千年の間には発見に至るかも知れないと言う意見もあります。
もし人類がこの宇宙で唯一無二の存在ならば、人類はその行動に責任を持たなければいけません。
現在UFOやUAPの目撃数は少なくとも1000件を超えています。
多くは誤認やフェイクですが、未確認の物も200件近くあるようです。
しかしこれらの現象は、地球外から飛来したとは考えられていません。
エイリアンと遭遇とか色々ありますが、地球外から異星人が飛来した事実は
未だ確認されていません。
多くの目撃は点や球であり、直近で確認撮影された物は皆無です。
つまり減少であり、UFOででゃ無いとされます。
近年国防総省が公開したUAPも、地球外からの物体とは考えられていません。
全て地球内に起因すると結論付けられているようです。
古代には宇宙人が飛来したと言う、古代宇宙人説もありますが決定的証拠は発掘もされていません。そもそも、地球外から生命体が飛来することは不可能とされています。
電波を発信受信することは可能とされています。
現在は、それすら確認がなされていません。
そもそも地球外生命体が宇宙を旅するのは、母体の星が危機に瀕していることによります。宇宙を漂うには、膨大な大きさの宇宙船が必要になるでしょう。
少なくとも、直径が数十キロメートルに及ぶ母船が必要です。
その大きさがないと、世代の交代は不可能と思われます。
ただそう言う大きさならば、現在の科学では簡単に探知が可能です。
しかし、そう言う事実も全く存在していません。
銀河内に星はまばらで、そもそも銀河系外から銀河を目指す意味は全く存在しません。
それぞれの銀河内で、全てが終息していると考えるのが正当です。
生命の存続が目的ならば、他宇宙に行く必要は全くありません。
つまり、宇宙人(=地球外生命)は存在しないと考えるのが妥当でしょう。
太陽系内ならば可能かもしれませんが、生命体の存続可能なエリアは狭すぎます。
つまり、地球を除いて可能性はゼロに近いのです。
前述の通り、銀河系及び宇宙には地球型の惑星が沢山存在すると考えられてきました。
今までは。
しかし研究観察を続けていくにあたり、生命が地球の様に発展し高度な知能を持ち高度な文化を構築する確率はほぼゼロではないかと試算されたのです。
しかし、現在もその探査は終わることなく続いています。
地球人(=人間)が宇宙で一人ぼっちじゃないことを信じて行動は継続されています。
その結論が出るのは、数百年後かも知れません。
銀河系内の最も近い惑星系を持つ恒星は、4.26光年先にあるプロキシマ・ケンタウリ。
寿命が終わりに近い赤色矮星です。つまり太陽の次に近い星。
現在航行しているボイジャー探査機の速度だと、到達まで8万年掛かります。
現在の人類の技術では、到達不可能なほどの距離ですが最も近い恒星であることに
違いはありません。
探査機の速度を速めると、恒星通過時間も短縮されるため観測には適しません。
しかし、8万年後に人類が生存し発展しているとは考えにくいのが実情です。
もし、アルファ・ケンタウリが危機に瀕しているのならば
最も近い恒星(=太陽)を目指すのが道理として自然です。
しかし高度な文明であったにせよ、太陽系まで到着には数万年が必要なことに変わりはありません。 数万年間は暗黒の空間を移動します。 宇宙船内の明かりをどう得るのかも疑問です。目や手足は退化するかも知れません。あらゆるところが退化すると考えられます。出発時とは、全く異なった生物に進化するのが運命でしょう。
どう考えても現実的ではありません。
UFO目撃やエイリアン目撃は、それらの基準からは余りにも地球的思考です。
人間の想像の範囲としか言いようがありません。
人類は、あちこちに探査機を飛ばしていますが
他の惑星から探査機が来る、と言う事実には遭遇していません。
高度な知的生命体が存在するならば、探査機を飛ばすのが普通の感覚です。
しかし、その痕跡も実態も全くありません。
太陽系外から飛来した物体は2017年確認されています。
オウムアムア(Oumuamua)と名付けられました。
葉巻のような形状で、太陽系外から飛来し、太陽の引力で弾き飛ばされ太陽系外に
消えていきました。地球外生命体から送り込まれた物体と言う科学者もいます。
別の恒星系から、はじき出された物質とされる意見も多いです。
ただ、太陽に弾き飛ばされたあと猛烈に加速しており不自然だともされます。
また2019年にはボリソフ彗星が、2例目の太陽系外から飛来した物質と判明しました。
太平洋に落下した隕石は、太陽系外から来たとされ捜索が行われ
非常に小さい破片の回収に成功しました。太陽系外から飛来の宇宙船の一部とも
言われていますが、定かな証拠にはデータが不足です。
(※一部記事はネットからの情報を基に構成しています)
2017年現れたオウムアムア軌道図。(※出典は天文学辞典様)
オウムアムア想像図 (※出典はアストロアーツ様)
2069年アルファ・ケンタウリに向けて探査機を送る計画。(NASA)
推進機を持たず、地上からレーザーを照射し推進力を得る。光速の10%で航行。
探査機で8万年のところ、44年後に到達する予測。