少子高齢化社会で、農家の成り手がいない。
当然耕作地は放棄される。
そう言う耕作放棄地を買いあさり、大規模な米農業をするのは非常に危険が伴います。
運営側ではなく、国民側の方ですね。
法人として利益が出ないと存続は難しいのが事実。 倒産した場合、広大な農地はそれこそ
米の生産に戻ることはなくなるでしょう。広大な農地は分割など先ず無理でしょう。
企業の存続はせいぜい30年やそこらかも知れません。 そうならば、何百年と続いてきた米作りは終焉を迎えます。 買いあさられるという事は、そう言う危険と隣り合わせと言う事になります。
事業はいくらでも転換できます。 窮地に陥ったら、米農業を放棄するかも知れません。
子規模農家の問題は何なのか、言うまでもありませんね。
耕作放棄をしない様に支援をすればよいのです。
そうでなければ、耕作放棄地は国が買い取るのが一番良い。 耕作希望者に貸与または譲渡の仕組みを作れば良いでしょう。大規模になって再度放棄しない様に、区画は小さく割譲すると言うわけです。
大規模で利益を出すには、人件費やら諸々の経費を抑えることでしょう。
大型の機械は、経営を圧迫します。 何十年も使えるわけでもなし、大規模程肥料も何も
増大しますから普通に考えても難しいと思います。
日本の狭い農地では、実現が難しいと考えるのが普通です。
大規模米農業は、天変地異に対応は出来ないと思います。
温暖地ならともかく、米はせいぜい年1回しか収穫出来ません。台風や水害など自然の驚異は毎年訪れます。 そうして収穫の減った米を、高く売りつけられたりでもしたら本末転倒になります。良いものは大量生産では難しいと思います。
農薬が無かったり少なかったりが理想でしょう。
報道で、大規模米農業家が米は3500円台だと言ってましたね。
何で1年経って元に戻らないのか、ですよね。
米で儲けようとすることに、理解はできないのが本音です。
価格が上がれば米離れは加速しますよ、これは間違いがないでしょう。
作っても売れない時代が、すぐそこに来ているのかも知れません。
残念ながら米は、生命維持専用食品ではありません。