あはははは。またわしじゃわい。
    
    ペンタックスってか。出たねえ。ソニーがもたついてる間にカメラ専業メーカーはどんどん新製品を出してくる。
    フイルムの645や6x7がもう生産中止なので、以前から開発していた中判デジタルの可能性がとても強い。
    価格を考えるとゾッとするけど、カメラが世代交代するのはまあ歓迎としよう。
    
    3月の展示会でのデビューとな。
    それにしてもソニーは音沙汰が全くない。未確認だがカメラ事業も再編があったようでもある。
    デジタルにテコ入れするのか逆なのか、違った意味でとても気になるのう。
    カメラ専業メーカーはそれで食べているから走るのは止められない。最大手の弱電メーカーはカメラは部門で
    しかない。そういうことは考えたくないが、どうにもやる気が見えてこないと感じるのはわしだけじゃろうか。
    
    あの当初の元気は何処に行ったのだろう。
    何でも作れるソニーが、いまだにα900を超えるモノを作らない。どうしたんだろうのう。
    
    
    あ~あ。嫌になるだよ。
    
    あのね、
    話は違うけど。F5を買って今更ながらわかったわい。
    カメラは道具なんだよ。プロが使うものであり、まあついでにお素人様も使える。そうなんだよ。
    完璧な道具なんだよ。
    おまけは不要。モノで勝負なんだよ。
    
    D3SとかD3X、機能は必要にして充分。だけどほとんどの人は使いこなせやしないんだ。
    道具として頑丈でそこそこ写るから良いんだよ。それでいい。
    
    
    もしも自分がカメラの開発者だとしたらどうだろう。
    ニコンのFからF6までずらり並べて触って調べたら、ほんと考えるのが嫌になる。
    それほどカメラメーカーの歴史と言うものは重い。重すぎる。
    そんな歴史の上にデジタルカメラが乗っている。そんな感じがほんとうにするのだ。
    
    思い付きは飽きられる。良い道具はいつまでも使われる。
    切れすぎる刃物は主婦は使わない。
    となりの携帯はあたしも欲しい。
    そうなんだよ。思い付きや思い込みは開発には駄目なんだねえ。
    
    良いものは似る。これは本当。事実。
    使い勝手もこれ同じ。使い勝手の悪いものは選ばれない。買ったら失敗だ。だかーら、昔の機械は
    そんなことを考えて作られている。
    おまけはなかった。(やっぱり)
    
    新しいものを作るのに、プラスチックが良いか金属が良いか本当に使った人でないとわからない。
    プラスチックを選ぶのはユーザーのためではない。
    廉価なレンズにはプラスチックの部品が多用されている。金属に限らず部品は疲労する。
    そして歯車なんかが欠けてしまう。ズームが途中で引っかかるジャンク品を買ったが、振るとカラカラ音がする
    部品が欠けているのだよ。こんな事例はいくらでもある。
    パソコンを買い換えたのはハードディスクがやられたから。
    一年使ったら冬場に異音がでるようになった。暖まれば音は消える。なんのことはない軸受けがやられたのだ。
    パーツは想定外のことは必ず起こる。10年持てばよいものは5年で駄目になることもあるし、20年もつこともある。
    問題なのは使い方には起因しない、つまり依存しないのだ。
    
    前にも書いたが、メカニカルカメラだから50年もってる。デジタルカメラはそんなに持たないと信じている人は
    とらうま以外の何物でもない。デジタルは機械式カメラと耐久性はそれほど変らない。
    コンデンサーや抵抗がパーになるのは、5年先かもしれないし50年先かもしれない。
    ペンタックスSP、40年以上経ったカメラの中にある僅かな部品がいまだに完動している。つまりメーターが動く。
    所持している業務用ビデオカメラは30年近いが完璧に作動する。当然なのだよ。
    tokyoのキカイの使い方はプロ以上に過激で、酷使をする。メカは壊れても電子部品は壊れることはない。
    オーディオやビデオを長くやっていたが、メカ物はすべて壊れた。違った、壊した。電子系統のトラブルは
    思いつかない。
    
    ついでに言うと電子系統と電気系統はちょっと違う。電子が電気を起こすのでこの呼び方は正しくはない。
    電子系等のトラブルなどと良く言われているが、じつは電気系統のトラブルと言うべきである。
    よって、世の中のおぢさんはデジタルカメラは電子部品があれだからどうのこうのと言う。違う。
    電気が走らなくなるので、電気系統のトラブルなのだ。つまり電気が走らないのは、電子を走らせられない
    トラブルであることと同じで、集積回路なども内部でショートしたり通路が遮断されれば動作は止まる。
    どんなに複雑な回路でも大規模な集積回路でも、一本の線でしかない。入り口に一本、出口に一本。
    それが沢山あるだけだ。電気が通らなければスイッチはOFFとなる。これが誤動作を連鎖する。
    だもんで、電気の通路を電気系統と呼ぶ。あははは、これは解りやすい間違いだのう。
    
    
    あはははは、話がそれたわい。
    
    ファインダーの見えを重視しないのは、昔のカメラを知らないからだ。そうでなければ、見えにこだわるのは
    当然なはずだ。見えの悪いのはユーザーありきではない。軍隊と同じ、靴に足をあわせろ。
    貧乏人は狭いファインダーで我慢しろ。昔のカメラのファインダーはとても広い。
    そうあるべきだし、そうするのが開発者なのだ。(いいこと言うなあ)
    
    今のことは知らん知らんぞよ。あはははは。
    
    またじゃ