完全ジャンクレンズです。参考上代25000円 レンズ構成8群8枚、絞り羽根枚数8枚
    最短撮影距離50センチ、重量266グラム マウント:ミノルタ、ニコン、ペンタックス
    トキナーの1994年製ジャンクレンズを見つけたので早速購入、テストをして見ました。
    シルバーに黒いゴム巻きで、かつてのペンタックスやミノルタのαsweetに似合うレンズです。ペンタックスなどではダブルズームセットとして売られていた物です。
    見た目は今まで買った中で一番悪く、程度がヒジョーに悪いものです。カビだけは無さそうなので手に入れてしまいました。結果、くもりがあり霞ます。トキナーの名誉のために言いますが、これはジャンクのレンズなのです。新品のトキナー製品はこんなことはありません。
    tokyoは10年ほど前にF90X用に80-200mmF2.8を買ってますが、やたらと重いのでほとんど使わずレンズを曇らしてしまい、使い物にならず2000円で売った苦い思い出があります。
    何せF90Xと同じ値段だったので、ちょっと大事にし過ぎたのかも知れません。
    そんな思い入れがあるトキナーですが、これは軽薄短小で残念ながらトキナーらしい重厚さは全くありません。やや太めなのが他社と異なる位でしょうか。
    曇りがあんまりひどいので、帰宅後レンズをゴシゴシ拭きましたら大分改善されました。
このサイズでは解りにくいですが、まるでコントラストがありません。
 
    
写真の部分カットですが、全体に白っぽく霞みます。こういうものだと思えば、使えない事もありません。
とにかく、ファインダーを覗いた瞬間{あれ?」と思うほどなのです。
何やらソフトレンズのような描写にも見えます。コントラストが悪いのでフォーカスはほとんど合いません。
    カビ玉は駄目ですが、こんなレンズならあっても良いかな(負け惜しみ)と思います。
    何せ、ジャンク品。本来ならゴミとして廃棄されている筈の物なのですから。