以下は持論です。 誤解なきように。
米の価格が値上がりして誰が一番得したのか?儲けたのか?
と言う事ですね。 一説には卸売り業者などの流通業者だとされています。
確かに高値で卸したのだから、一旦は利益が出たはずです。
それが証拠に、利益が出ているとの報道がありました。
しかし、それまでだと思います。
銘柄米の価格高騰で、恐らくには追加の受注は大幅に減少されるでしょう。
モミならば混ぜることも可能でしょうが、精米後の製品は廃棄せざるを得なくなります。
高値で儲けた卸売り業者はもう終わりですね。利益を出すことは無理となるかも知れません。最も米の原価は非常に低いので、ある程度の利益は確保できるかも知れません。
ただ米価格に便乗した一年は、完全に終わりを告げるでしょう。
銘柄米の価格が下がらないと、消費は安い米に行ってしまいます。
正直言って、銘柄米だからと言ってそんなに味に差が出るものではありません。
フラシボー効果とは言いませんが、そういう効果はどの世界にも存在します。
農家は米売ってなんぼの世界ですから、やっていけない(=売れない)のは
廃業やら転業の危機に晒されます。
勿論そうであっても、卸売り業者やその他には大した影響は与えません。
生きる道は他に選択可能ですから。
農家は困ります。 後継者もいない、人でもいない。 廃業の一択になるかも知れないのですよ。
ですから、米で利益を取ろうとすることは絶対に避けなければいけないのです。
消費者にそっぽを向かれたら、全てが終わってしまいます。
消費者にとって、主食の選択肢は沢山あります。
それを誤解していると、廃業なり倒産に追い込まれるでしょう。
報道によりますと、
現在は5次問屋まで存在するのだそう。中間で摂取されているのです。
この体質を改めない限り、農家の存続は難しいでしょう。
農家が駄目ならば、当然JAも存続が出来なくなります。
銘柄米の価格ささらに値上がりするかも知れません。 でも、それは致し方ありません。
高くても欲しけりゃ買えばよい。馬鹿だとは思いますが。
我々消費者は他に選択肢を見出しますよ。
ここ何十年も農家はやってこれたのですから、今更やれないと言うのもなんだかなぁです。生き残りたいなら、低価格でいやいや、従来価格で自主流通米を販売することですね。離島やへき地でもない限り、スーパーやお米屋さんは近くにいくらでもあります。
消費者は、車やバスで行けるならば拒みませんよ。
農家はとても大事。
しかしその農家を潰そうとしているのは、消費者ではありません。
JAも含め搾取している輩です。
ですから、搾取をやめて真っ当な商売に戻るべきです。
4次問屋も5次問屋もいりません。 解体しましょう。
報道によりますと、
JAの手数料は10%以上なのだそう。
つまり国民は米購入により農家を食わせるのみならず、JAの職員まで食わせているのです。搾取ですね。もうJA介在は辞めるべきでしょう。
※個人の意見・感想です。くれぐれもお間違えの無いよう。