待ち続ける犬
いやいやハチ公ではありません。
犬は、ペットを除く犬(番犬)は、待ち続けることが出来ます。
猫やクマはそれが出来ません。
犬は、人間とのかかわりあいが何万年とありますから、主従関係や信頼関係が
構築されて来たのは容易に推測が出来ます。
我が家では昔犬を番犬として飼っていました。
雪国なので、犬小屋は風除室にあります。 鎖はつないだままです。
母が世話をしていましたが、食事は夕方の1回だったと。
もちろんペッドフードなどない時代ですから、食事は母が毎日作りました。
犬小屋は階下なので、台所とは長い直線の階段があります。
残業で夜11時頃、母は台所のテーブルで仕事をしていました。
私が台所の戸を開ける前に、階下の暗がりに光るものに気が付きました。
愛犬の眼の光でした。
母さん餌やったか?と私は叫びました。
仕事が忙しく忘れたのです。 母は急いで食事を作りました。
食事を持って行って「何で吠えないんだよ」と話しかけました。
4時間も5時間も、階上を見上げながら待っていたのです。
吠えるのは敵に対してであり、主人に対して吠えると言う選択肢は無かったのかも
知れません。
きっとやってくる、そう考えていたのかも知れません。
忠犬ハチ公もそうだったのでしょう。
猫は人間を上に見ることが出来ません。 同類としか認識できないのです。
クマも同じです。
猫は執念深いとされ、化け猫は言わずもがなです。
化け犬は聞いたことがありません。
しかして犬は、マタギと共にクマを退治し生活を共にしてきました。
クマは犬と人間の共通の敵でした。それは今も変わっていません。
※ 個人の実直な意見です、誤解なさらぬようお願いいたします。