トリオ(=ケンウッド)のスピーカーシステムも5HH17を使用していた。
価格の差は箱の大きさ、つまりウーファーの大きさとスコーカーの大きさ使用本数であった。コーンシステムには5HH17の透明度と立ち上がりの良さがマッチしたと思う。
スピーカー専業メーカーじゃないだけに、ユニットの意義は甚大だった。半端なユニットだとアンプやチューナーまで影響を及ぼしてしまう。確かに頼れるスピーカーユニットだったのではなかろうか。 この時期の意味づけが、後々のスピーカーまで影響を及ぼすことは間違いがなかった。 兎に角良い音が必要であった。
オーディオマニアは、チューナーはトリオを買ってもスピーカーは自作する。しかし一般人はチューナーやらアンプを買えばスピーカーもそのメーカーで揃えたがるのが習性だ。
期待を裏切らない音は、後々まで影響する。
筆者はかつてはソニーのチューナー、今はトリオが鎮座している。数十年を経ても名声は揺るがないのだ。
トリオ SCー6 1966年 16500円 オールアルニコマグネット使用
トリオ SCー14 1966年 20500円
トリオ SH-7 1965年 37800円 画像から5HH17と推定。
トリオ SC-401 1968年 32000円
トリオ SC-201 1968年 26600円
※内部画像はネットより引用致しました。
※資料はオーディオの足跡様のホームページより引用致しました。